International women’s day に考えたこと。

実生活にもメディアにも日々sexismを感じる世の中。深く考えていなかった頃には気付くこともなかった性別による人々の扱いの違いに直面することは沢山あるのだけど、たいていそれらは差別だと認識されてもいない。

 

躊躇なく立ち向かっていくほどの強さを持っていない私は、日本の社会のジェンダー平等への意識ってまだその程度なのかともうあきらめてる時もある。変わってほしい、声を上げなきゃ、反発しなきゃ、と想いは溢れてくるのだけど、外へのアクションにしか意味を見出さなくなると、跳ね返され続けて何も悪くない私たちが苦しくなってしまう。実際、”怒り”という感情が大の苦手な私にとっては、気付かないふりをしてその場しのぎをするほうが楽な時もある。

 

だけどただの傍観者でいたくないというのも事実。

 

意識が浸透するスピードは私たちが願うよりもずっと遅くて、みんなが生きやすい社会はもしかしたら私が生きている間に実現されないのかもしれない。

 

だから今思うのは、批判されても、受け入れられなくても、相応な扱いを受けられなくても、自分自身だけは私を愛すること、認めることをやめないこと。自分の外へ発信するだけではなく、内側をケアして自分を守っていくことも大切なんじゃないかな。立ち向かうことはやめないけど、時々弱気になってしまう自分も愛する強さをもって、社会の理不尽に振り回されない練習をしよう。

 

もちろん、自分への愛と同じようにほかのどんな個性を持つ人たちのことも尊重して、ありのままで生きられる社会を共に目指したい。